型枠工事とは

FORMWORK

型枠工事は、鉄筋コンクリートの建造物や橋などの土木工事に必要な工事で、柔らかい生コンクリートを流し込んで成形するための「型枠」をつくり、現場で組み上げていきます。建物の基礎をつくり品質と強度を決定する、非常に重要な工程です。

鉄筋コンクリートはこうして形成されます

プリンと同様に容器を用意して、材料を流し込み、固まるのを待ちます。固まったら枠から取り出して完成です。

Step.1
鉄筋を囲むように、型枠を組み立てます
Step.2
生コンクリートを流し込み、保水、保湿などをして固まるのを待つ
Step.3
固まったら型枠を取り外して完成

型枠工事を通して暮らしを支えるのが「型枠大工」

一般的に大工と聞いて思い浮かべるのは、家を建てる「木造大工」だと思います。対して「型枠大工」は、鉄筋コンクリートの建物をつくるときに不可欠な、建物の土台となるコンクリートを流し込む型枠をつくります。何もない場所に設計図通りの建物をつくりあげるために、高い精度と緻密な作業、それを支える確かな技術力と豊かな経験が必要です。私たちは陰ながら暮らしを支える型枠大工という仕事に誇りを持ち、日々働いています。